「矯正治療を始めたいけれど、実際にどんな流れで進むのか分からない」
「初診相談から治療が終わるまで、どのくらいの期間がかかるの?」
そんな疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
矯正治療は、検査や治療計画の説明など複数のステップを経て進んでいきます。あらかじめ全体の流れを知っておくことで、安心して治療に臨むことができます。
この記事では、初診相談から保定までの流れについて詳しく解説します。
目次
■初診相談で行うこと
◎お口の状態や悩みをヒアリング
矯正治療は、まず初診相談からスタートします。歯並びや噛み合わせで気になっている点、これまでの治療歴などをお伺いし、口腔内を目視で確認します。
この段階では、簡単な視診を中心に、どのような治療方針が考えられるかを大まかにお伝えします。疑問や不安に感じていることは、遠慮なくご相談ください。当院では初診相談を無料で行っています。その日に治療を決断する必要はありません。
◎おおよその治療方針や費用の説明
初診相談では、想定される治療方法や期間、費用の目安についてもご説明します。マウスピース矯正・ワイヤー矯正など、どのような選択肢があるのかを確認できる機会でもあります。
この時点では詳細な検査を行っていないため、あくまで目安としての説明となりますが、治療を検討するうえで大切な判断材料になります。
■精密検査・診断
◎レントゲンや歯型で詳しく分析
初診相談で治療を進めることになった場合、次に精密検査を行います(検査診断料:5万円)。レントゲン撮影や歯型の採取、口腔内写真の撮影などを通じて、歯や顎の状態を詳しく分析します。
この検査結果をもとに、歯がどのように並んでいるか、噛み合わせにどのような問題があるかを客観的に把握していきます。
◎治療計画のご提案
精密検査の結果をもとに、一人ひとりに合わせた治療計画を作成し、あらためてご説明します。使用する装置の種類や治療期間の見通し、費用についても、この段階でより具体的にお伝えします。治療計画に納得いただいたうえで、治療をスタートするかどうかをご判断いただきます。
■動的治療(歯を動かす期間)
◎矯正装置の装着
治療計画が決まったら、いよいよ矯正装置を装着し、歯を動かす「動的治療」がスタートします。マウスピース型の装置やワイヤーを用いた装置など、治療計画に応じた方法で少しずつ歯を移動させていきます。
装置を装着した直後は、痛みや違和感を覚えることがありますが、多くの場合は数日から1週間程度で落ち着いていきます。
◎定期的な調整とメンテナンス
動的治療の期間中は、月に1回程度を目安に通院いただき、装置の調整(調整料:3,000〜5,000円)や歯の動き方の確認を行います。当院では治療期間の短縮を目指して取り組んでいますので、調整のたびに着実に歯が動いていることを確認できます。
■保定期間
◎後戻りを防ぐための保定装置
歯並びが整ったあとも、歯はすぐには安定しません。動かした位置で歯を固定するために、保定装置(リテーナー)を装着する「保定期間」に入ります。
保定装置の指示された装着時間を守っていただけない場合、後戻りが起こることがあります。動的治療と同じくらい、この保定期間も歯並びを維持するうえで重要な期間です。
◎定期的な経過観察
保定期間中も、数か月に1回程度の頻度で通院いただき、歯並びの安定具合を確認します。顎の成長や加齢などの影響により、保定期間終了後も歯並びが変化する場合があるため、経過観察を続けることが大切です。
【まずは初診相談から始めてみませんか】
矯正治療は、初診相談・精密検査・動的治療・保定という流れで進んでいきます。それぞれの段階でしっかりと説明を行いながら進めていきますので、初めての方でも安心して治療に取り組んでいただけます。
歯並びや噛み合わせが気になっている方は、まずは初診相談で疑問や不安をお聞かせください。矯正相談も行っておりますので、お気軽に当院へご相談ください。
こばやし矯正歯科
歯科医師
小林 武裕
