
子どもの歯並びが気になっているものの、矯正にかかる費用も含めて悩んでいる親御さんは多いのではないでしょうか。
矯正治療は自由診療になることが多く、費用の相場や平均が分かりにくいと感じる方も少なくありません。
小児矯正は成長期の顎の発達を活かして歯並びや噛み合わせを整える治療で、治療内容や装置の種類によって費用が異なります。
ここでは、子どもの矯正治療の費用の相場や平均、保険適用になるケース、医療費控除について分かりやすく解説します。
目次
■子どもの矯正治療とは
◎成長を活かして歯並びを整える治療
子どもの矯正治療は、顎の成長を活かして歯並びや噛み合わせを整える治療です。永久歯がすべて生えそろう前の5歳~12歳頃に行うことが多く、「Ⅰ期治療」と呼ばれることもあります。
この段階では、骨格の改善を行ったり、歯が適切に並ぶスペースを確保したりすることで、将来的な歯並びの乱れを予防することを目的とします。
その後、必要に応じて永久歯が生えそろった12歳以降に「Ⅱ期治療」を行う場合もあります。
■小児矯正の費用の相場
◎Ⅰ期治療の平均費用
小児矯正の費用は歯科医院によって差がありますが、一期治療の相場はおよそ30万円〜60万円程度といわれています。
使用する装置には、床矯正装置、拡大装置、マウスピース型装置(マイオブレイス・プレオルソなど)さまざまな種類があります。装置の種類や治療期間、通院回数などによって費用は変わります。
また、検査費用や調整料などが別途必要になる場合もあるため、事前に総額を確認しておくことが大切です。
◎Ⅱ期治療平均の費用
永久歯が生えそろった後に行うⅡ期治療の費用は、60万円〜120万円程度が一般的な相場とされています。
この段階では、大人の矯正と同じワイヤー矯正やマウスピース矯正などで歯並びを整えます。小児矯正のⅠ期治療を受けている場合、歯科医院によってはⅡ期治療の費用が一部割引されるケースもあります。
ただし、歯並びの状態によってはⅠ期治療だけで問題ない場合もあり、必ずⅡ期治療が必要になるわけではありません。
■小児矯正は保険適用される?
◎基本的には自由診療
一般的な歯並びの矯正治療は、基本的に保険適用にはならず自由診療となります。そのため、小児矯正も多くの場合は自費治療になります。ただし、特定の条件を満たす場合には保険適用になるケースがあります。
◎顎変形症などの場合
顎の骨格に大きな問題があり、外科手術を伴う矯正治療が必要と診断された場合は、保険適用になることがあります。
例えば顎変形症と診断され、顎の手術とワイヤー矯正を併用する治療では保険が適用される場合があります。
また、先天的な疾患などが原因で矯正治療が必要なケースでも保険適用になることがあります。ただし、保険適用の条件は厳しく、指定された医療機関で治療を受ける必要があります。
■小児矯正は医療費控除の対象になる
◎確定申告で税金が戻る可能性
小児矯正の費用は基本的に自由診療ですが、医療費控除の対象になる場合が多いです。
医療費控除とは、1年間に支払った医療費が一定額を超えた場合に、確定申告によって税金の一部が戻る制度です。
特に、子どもの矯正治療は見た目の改善だけでなく、噛み合わせや発育の問題を改善する目的で行われる場合が多いため、医療費控除の対象として認められるケースが多くあります。
医療費控除については、こちらの記事でも詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。
【小児矯正の費用と治療の進め方:まずは相談から始めてみませんか】
小児矯正の費用は歯科医院によって異なるため、相場や平均的な値段を参考にしながら、治療内容や費用の内訳を確認することが大切です。
例えば、検査費用や調整料、保定装置の費用などが含まれているかどうかによって、最終的な総額が変わることがあります。
また、Ⅰ期治療からⅡ期治療までの費用体系がどのようになっているかも確認しておくと安心です。
子どもの歯並びは成長とともに変化するため、早めに相談することで治療の選択肢が広がることもあります。歯並びや噛み合わせが気になる場合は、まずは矯正相談を受けてみてください。当院でも矯正相談を行っていますので、まずはweb予約をご活用ください。
