こんにちは。こばやし矯正歯科です。
「歯科矯正をしたいけど周りにバレるのはちょっと…」という方には、透明で目立ちにくいマウスピース矯正がおすすめ。透明のポリウレタン製のマウスピースを使用するため、金属アレルギーなどの心配もありません。
今回はマウスピース矯正のメリットとデメリットについて解説します。
目次
■マウスピース矯正(インビザライン)のメリット
マウスピース矯正のメリットは以下の4つです。
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透明で目立ちにくい
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金属アレルギーでも使用できる
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歯を清潔に保ちやすい
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口腔内の痛みや傷が少ない
それぞれ詳しく見ていきましょう。
◎透明で目立ちにくい
マウスピース矯正は、透明なポリウレタン製のプラスチックでできているため、装着していてもほとんど目立ちません。
至近距離で見られない限り、矯正中であることに気づかれにくいことがほとんどです。接客業や営業職などで、人と接する機会の多い方でも安心して矯正治療を続けられます。
また、マウスピースは毎日の洗浄によって綺麗に保つことが可能です。歯磨き後にマウスピースを歯ブラシなどで洗浄することで、細菌の繁殖を防ぎ、黄ばみを予防できます。
◎金属アレルギーでも使用できる
マウスピースはプラスチック製のため、金属アレルギーの心配がありません。一般的なワイヤー矯正では金属を使用するため、素材によってはアレルギー反応のリスクがありますが、マウスピース矯正ではそのような心配なく安心して治療を受けられます。
◎歯を清潔に保ちやすい
マウスピース矯正は自身で取り外しができるので、歯磨きやフロスなどの口腔ケアが通常通り可能です。通常通りの食事や歯磨きができるため、歯を清潔に保ちやすいといわれていますが、少しだけ注意が必要です。
マウスピース矯正では1日20時間以上マウスピースの装着が必要で、装着している間は唾液による自浄作用が得られにくくなります。
唾液は食べ物の汚れを洗い流してくれる効果があり、マウスピースで歯を覆うと唾液による自浄作用が得にくいため、むし歯のリスクを高めることに繋がります。
食後は歯磨きやフロス、マウスピースの洗浄など、セルフケアを丁寧に行いましょう。
◎口腔内の痛みや傷が少ない
マウスピース矯正はワイヤーやブラケットの装置がないため、ワイヤー矯正よりも口腔内の痛みや傷が少ないです。縁が歯茎や舌に当たって痛みを感じることもまれにありますが、削るなどの処置をすることで改善できます。
■マウスピース矯正(インビザライン)のデメリット
一方で、マウスピース矯正のデメリットは以下の2つです。
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矯正装置を自分で管理する必要がある
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適応できる症例が限られる
詳しく見ていきましょう。
◎矯正装置を自分で管理する必要がある
マウスピース矯正で歯並びの改善を成功させるためには、患者さん自身で矯正装置を管理することが不可欠です。矯正治療の開始後は、基本的に食事や歯磨き以外の1日20時間以上、マウスピースを装着する必要があります。この管理を怠ると、十分な治療効果が得られない可能性があります。
◎適応できる症例が限られる
マウスピース矯正は重度の歯列不正や骨格的な問題がある場合などは、適応できない可能性があります。事前の精密検査で適応可能か判断してもらう必要があり、適応が難しい場合はワイヤー矯正などの治療法を検討しなければなりません。
※公益社団法人 日本矯正歯科医会:『カスタムメイドのアライナー型矯正装置(マウスピース型矯正装置)に対する本会の見解』
■マウスピース矯正(インビザライン)に興味がある方はこばやし矯正歯科へ
多くのメリットがあるマウスピース矯正は、さまざまな患者さんに選ばれている矯正治療です。しかし、歯並びの状態などによっては他の治療法が向いている可能性もあるため、歯科医院で精密検査を受け、ご自身に合った矯正方法を検討しましょう。
こばやし矯正歯科のマウスピース矯正では、口腔内スキャナーの「iTero」や、セファロレントレントゲンなどの設備を使用した精密検査によって、患者さんの状態に適した治療法を提案いたします。透明で目立ちにくいマウスピース矯正に興味がある方は、ぜひ一度ご相談ください。