MFTを活用した
正しい口腔筋機能の習得
MFT(口腔筋機能療法)とは、舌癖や指しゃぶり、口呼吸といった歯並びに影響する習慣を改善して、正しい口腔筋の使い方をトレーニングする治療方法です。口腔筋機能のバランスを整えることで骨格の正常な成長を促し、噛み合わせの良い歯並びに導くことができます。
口腔内スキャナーによる
負担の少ない型取り
矯正治療前の検査の一種に、歯型の採取も行われます。印象材を用いた従来の型取りでは、嘔吐反射や採取時間の長さといった欠点がありますが、口腔内スキャナーを用いることによって短時間で精度高く口腔内のデータを取得できます。患者さんに寄り添って、負担の少ない方法を選択させていただいております。※装置によっては従来の印象材を使用した型取りを行う場合もございます 。
歯科用CT・セファロによる
正確な診断
矯正治療において、治療前の診断と治療計画の作成は治療結果を左右する重要な項目です。当院では正確な診断を行うため、歯科用CTや矯正治療用のレントゲンであるセファロを導入しております。精密な事前検査によって患者さんの口腔内をしっかりと把握し、適切な治療計画をご提案させていただきます。
装置の種類
床矯正
永久歯が生えそろうまでの期間で行う床矯正は、歯が並ぶスペースを確保する方法です。また、床装置にネジが付いた矯正装置を使用して、スペースを確保するのと同時に顎の前後的なズレを改善していきます。矯正装置の取り外しができるため衛生的な管理が可能です。
マイオブレイスを用いた筋機能療法
マイオブレイスは、歯並びを悪くした根本的な原因を取り除くオーストラリア生まれの矯正治療です。通常の矯正治療とは異なり、歯並びを単に整えるだけでなく、正しい舌の位置や呼吸方法、間違った筋肉の使い方をトレーニングにより改善し、歯並びが悪くなる原因を直接対処します。そのため、矯正終了後も後戻りする心配がありません。お子さんの歯並びに悩む全ての親御さんにおすすめできる矯正治療です。
マウスピース矯正(インビザライン・
ファースト、インハウスアライナー)
マウスピース矯正(インビザライン・ファースト、インハウスアライナー)は、透明なマウスピースを使用して歯並びを整えていく方法です。歯列を徐々に整える過程で、目立たず、快適な装着感を提供します。この方法は、金属ブラケットやワイヤーの使用が不要なため、外見上の変化がほとんどありません。また、マウスピースは取り外しが可能なので、食事や歯みがきが容易です。さらに、矯正期間中も日常生活にほとんど支障をきたしません。
ムーシールド
ムーシールドは、受け口(反対咬合)を改善する装置です。受け口とは、下の前歯が上の前歯より前に出ている噛み合わせのことを指します。この装置は、主に就寝時に専用のマウスピースを着用することで、舌や口腔周囲筋の状態を整え、反対咬合を改善します。3歳から使用可能であり、特に乳歯列期に治療を行うと、正常な顎骨の成長発育を促すことができるため、正しい永久歯の成長も期待できます。
ブラケット矯正
ブラケット矯正とは、ブラケットを各歯に接着して金属ワイヤーを通す一般的な矯正治療の方法です。ほぼ全ての症例に対応でき、過去の臨床実績も豊富です。当院では目立ちにくいセラミックブラケット、および歯を効率的に動かせるセルフライゲーションを導入しております。